皆様

明けましておめでとうございます。

ウサギ

 

本年もよろしくお願いいたします。

皆様、初詣は行かれましたか??

わたくしは、東京メガイルミからの穴守稲荷に参拝してまいりました。

穴守稲荷はキツネさんと鳥居だらけで中々楽しかったです。

羽田空港にほど近いので、奉納された絵馬を覗くと

航空関係の願い事や成就の報告なんかがありまして、ほっこりします。

 

さて、うちは新年明けて早々から早速ジャッキのオーバーホール~

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この1台はハンドポンプのピストン挿入部からオイルリークが見られました。

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ピストンを抜いてみると・・

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シールOリングのリップが潰れてフラットになっているのがわかるでしょうか?

ピストン底部からOリング、バックアップリングとほぼ面一になっております。

こうなると、圧力が懸かった際にはシールOリングが圧縮されて膨らむので

リークは止まりますが、無負荷の状態ではジワジワとオイルが通り抜けて

ダストシールの部分から外にリークしてしまいます。

これは経過年数ももちろんありますが、何もせず放置されたジャッキでは

導入から時間が経っていないのに、経過年数にかかわらず発生する場合があります。

ずっと動かされず、圧力等刺激を受けずにいるとOリングがシリンダー内壁の平らな

形をなぞるように変形してしまいます。

そうならないように、定期的にジャッキを無負荷でも良いのでいっぱいまで

伸ばしてあげましょう。

ラム内に溜まった水分の除去にもなりますので。

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四角い!!!!!!!

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新品のま~るいリップと比べると一目瞭然ですね!

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分解したパーツは洗浄し、全てのシールとフルード(オイル)を交換

して耐荷重試験&リリーフ値の調整を行い、問題の無い事を確認しました!!

リフレッシュされたジャッキで今年もよろしくお願いいたします。

それではまた~!